9月29日(火)、「防災減災の知恵」をテーマに「くらしの基本セミナー」と「くらしの講座」を開催しました。
■くらしの基本セミナー 第4回 10:00~11:30
■消費生活セミナー くらしの講座 13:30~14:30
講師は、災害から命を守るための地域の防災力向上を目標に様々な活動されている特定非営利活動法人 まちの防災研究会 理事長 松森和人先生です。
松森先生は、東日本大震災での言葉では言い表せない状況を目の当たりにし、「人が死なない防災」に取り組んでこられました。「防災減災の大原則は、“自分の命は自分で守る”です。地域防災の中で自助は8割の重要性を占めます。自助の意味を再認識し、都合の良い自助ではなく、普段から自分の命を守る方法を考えてください。」と呼びかけられました。災害から命を守る三か条「あまく見ない」「正しく学ぶ」「つながる」など、災害に備える防災とは何をしたら良いのかを、コロナ禍も含めてお話いただきました。
受講生から、たくさんの前向きな感想をいただきました。
・自助が大切ということが印象に残った。防災への備えをしていきたい。
・自分の命は自分で守るというシンプルでとても大切なことを学んだ。
・先生の講義を聞くまでは自分が災害に対して楽観視していることに気が付かなかった。
【消費者団体との交流会】鯖江市くらしをよくする会 水野豊美子会長
消費者被害未然防止のための活動や子供向け消費者教育など、幅広い世代の意識向上に繋がる啓発活動を実践されています。エシカル消費について学び、地球や環境、社会、地域、人に配慮した商品についての勉強会や出前講座などに取り組まれています。本日は様々なエシカル商品のパッケージをお持ちいただき、Zoomを通して受講生の皆様にご紹介いただきました。