くらなび ふくい・くらしの研究所

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くらしの基本セミナー 第6回「消費者トラブル」

10月13日(火)、くらしの基本セミナー第6回のテーマは『消費者トラブル』です。講師は、消費生活専門相談員の中嶋 恵美様です。「より巧妙で悪質!最近の手口 コロナ禍の便乗詐欺に要注意」と題してご講義いただきました。

最近の相談の特徴と傾向として、架空請求やインターネット通販、健康食品や化粧品の定期購入の相談が増加し、新型コロナウイルス感染症関連の相談も急増しているとのことです。新型コロナに関する相談の中で、マスクや消毒液など注文した覚えのない商品が届いたという相談も多く、その対処法について教えていただきました。また、出会い系サイトや宅配便の不在通知を装いフィッシングサイトへ誘導するショートメッセージにも注意を促されました。「被害を防ぐためには、すぐに契約したり、お金を払ったりしないこと。困ったり迷ったり、おかしいと思ったら、とにかく消費者ホットライン188(いやや)、県消費生活センター(0776-22-1102)や各市町の消費者センターにご相談ください。」と呼びかけられました。

受講生の皆様から、たくさんの感想が寄せられました。
・教えていただいことを思い出しながら生活して行きたい。
・商品や契約で小さい文字で書かれたことに注意を払いたい。
・今日のお話は、自分にも思い当たることがいくつもあった。
・架空請求のハガキやメールが来たときはとても驚き、不安な気持ちになった。
・着なくなった洋服を買い取るという電話があったが、それが訪問購入だとわかった。

【消費者団体との交流会】越前市消費者グループ連絡協議会 会長 佐藤かよ子氏

越前市から当会場までお越しいただき、Zoomでの講座にご参加いただきました。消費者被害の未然防止のために、若者や市民向けの普及啓発活動を行っていらっしゃいます。また、視察・研修・学習会などを行いながら、消費者の意識向上に繋がる取り組みを実践されています。会長より「一人ではできないことも皆で力を合わせればできることはたくさんあります。まずは、消費者団体の活動に興味を持っていただき、引き続き、共に勉強しましょう。」とお話しいただきました。

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