くらなび ふくい・くらしの研究所

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くらしの基本セミナー 第5回「コロナ禍の家計管理」

令和3年度福井県委託事業 担い手養成講座
「くらしの基本セミナー 第5回」

10月6日(水)、くらしの基本セミナー第5回のテーマは『コロナ禍の家計管理』です。講師は、家計の見直し相談センター 代表 藤川 太様です。「新型コロナウイルスがもたらす社会変化と家計の対応」と題してご講義いただきました。
私たちは、コロナ禍という初めての体験をし、どのように対応していったらよいのか手探りで生活しています。本日の講義は、コロナ禍の約一年半の間にどのような社会変化が起こったのか、講師はどのようなことを家庭相談の中でやって来られたのか、そして今後どうしていくべきなのかを教えていただきました。「これからの時代は、アフターコロナではなく、ウイズコロナへと突入していく時代。コロナも災害の一つ。コロナ禍は災害時と対応が同じ。次に来る災害のための備えをすること。日頃からの積み重ねがとても重要。」と話されました。家計の危機を乗り越えるには、まず支援策を徹底利用し、その間に家計の見直しなどを行い、より強い家計に生まれ変わること。健康を寿命を延ばし、長く働く事も視野に入れながら、自分の暮らし方の見直しや改善を早めに取り組む努力が大切と教えて頂きました。

参加者からもたくさんの感想をいただきました。
■将来への備えは、備蓄だけでなく、お金を蓄えることも忘れずに取り組んでいきたい。
■コロナ禍の社会的支援策を色々と知ることができた。災害時に必要な支援の項目が沢山あった。
■5年後、10年後の生活、家計の計画を立ててみる。早速やってみようと思う。
■家計と健康は深く繋がっていることに気が付いた。大変充実した内容の講義だった。

【消費者団体との交流会】大野市消費者グループ連絡協議会 会長 齊藤博子氏

新型コロナウイルの影響により中止となった事業もある中で、児童向け消費者教育講座の実施など、地域に密着した取り組みを継続されています。また、生ごみを活用した堆肥づくりに重点的に取り組まれており、同会の呼びかけで「生ごみ減らし隊」を結成されました。会の目標である「地域資源循環型まちづくりを目指した環境問題への取り組み」を実践されています。令和2年6月、長年の功績が認められ、「消費者支援功労者表彰 内閣府特命担当大臣表彰」を受賞されました。本日は事務局よりご紹介させていただきました。

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