くらなび ふくい・くらしの研究所

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くらしの基本セミナー 第7回「商品テストを体験しよう」

令和4年度福井県委託事業 担い手養成講座
「くらしの基本セミナー 第7回」

10月17日(月)、くらしの基本セミナー第7回のテーマは『商品テストを体験しよう』です。福井県消費生活センターの商品テスト室を会場に、消費者トラブルを防ぐための知識を学ぶ”ミニ講義”と消費生活に役立つ実験を行う”実習”とを組み合わせた体験講座を開催しました。講師は、福井県消費生活センター 研究員の井藤 有美様と消費生活相談員の楯 郁代様です。本日のサブテーマ、「センターの役割について学ぼう 食品の塩分濃度測定」と題して、ご講義いただきました。

福井県消費生活センターでは、消費生活についての苦情・相談等についてのあっせん・助言や消費生活に関する情報提供をしています。消費生活相談員の楯 郁代様は、第6回の講座の振り返りとして、ネットでの通信販売はクーリング・オフの適用がないことやフリマサービスのしくみや利用規約を正しく理解することなど、消費者トラブルに巻き込まれないための押さえておきたいポイントをクイズ形式で解説されました。

また、研究員の井藤 有美様から、塩分計の使い方を教えていただき、お味噌汁やカップラーメンなど7種類の塩分濃度測定を行いました。カップ麺にはめん・かやくとスープに含まれる塩分量があります。スープを残したとしても、めん・かやくの塩分量に加えて、絡んだスープから摂取する塩分量にも気をつける必要があるとのことでした。塩分をとりすぎないための工夫として「塩味以外に旨味や酸味を活用すると、塩分量を減らし、味わいを保ちながら食べることができます。」とアドバイスされました。

受講者の皆さんより、たくさんの感想をいただきました。
■フリマサイトのしくみがよく分かりました。これから気をつけたいです。
■ネット通販の注意点を楽しく学べたので、とても印象に残りました。
■食品の塩分量について気にしていなかったので、とても参考になりました。
■ラーメンやうどんの汁に多く塩分が含まれているのを実験して実感しました。
■塩分のとりすぎについて、改めて考えるきっかけになりました。

【消費者団体の紹介】 嶺南消費生活研究会 会長 三代 赳子氏
毎年テーマを決めて商品を購入・比較し、商品選びのポイントについて報告書を作成され、くらしに密着したテーマで研究を積み重ねられています。消費者庁が、消費者利益の擁護・増進のために活躍されている団体を表彰する「消費者支援功労者表彰等(ベスト消費者サポーター章)」を平成26年に受賞されています。事務局よりご紹介させていただきました。

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