7月22日(土)、令和5年度 福井県消費生活センター委託事業 親子体験講座「楽しく学ぼうSDGs♪ SDGsカードゲーム&みつろうラップ作り」を開催しました。前半は、2030 SDGs公認ファシリテーター 高井 健史氏を講師に「SDGsカードゲーム」を体験しながら、SDGs(持続可能な開発目標)について学びました。後半は、合同会社NaviPen 代表 前田和代氏を講師に、水洗いして何度でも再利用できる「みつろうラップ」を作り、SDGsの中の海洋プラスチック問題(海のゴミ問題)について考えました。
SDGsカードゲームは、私たちの世界が17の目標を達成していくための道のりを体験するゲームです。SDGsを達成するためには、地球や環境、社会に優しい商品を選ぶことや、商品を購入するときに、どこから来たものか、どうやって作られたものかを考えることが大切と教わりました。高井氏はゲームを振り返り、「SDGsの17の目標に共通して言えることは地球や世界はつながっていて、ひとりで生きているのではないということ。一人ひとりの行動が、地球や環境、社会に大きく関わっているという意識を持つことがとても大切。」と強調されました。
後半は、海洋プラスチック問題(海ゴミ問題)の現状を知り、これから先の未来や地球を大切にする行動について親子で考えました。前田氏は「1日にどれくらいのプラスチック商品を使っているのかを夏休み中に親子でチェックしてください。そして海に遊びに来て、良いところ、楽しいところという意識を持ってください。地球に笑顔を。海に元気を取り戻そう。」と呼びかけられました。
参加者の皆さんからたくさんの感想をいただきました。
■SDGs達成のためにはたくさんの人や時間を使うことが分かった。
■日本で捨てられたゴミがハワイまで行っていることに驚いた。
■みつろうラップ作りで地球環境のためになることを学べた。
■便利になりすぎた生活を見直し不便さを受け入れなければと思った。