令和5年度福井県委託事業 担い手養成講座
くらしの基本セミナー 第5回
10月6日(金)、くらしの基本セミナー第5回のテーマは『コロナ禍の住まいの見直し』です。講師は、ライフオーガナイザー・シニア生活環境オーガナイザーのよしだゆかり先生です。「自分らしく快適に過ごすには?毎日が楽しくなる空間づくり」と題してご講義いただきました。よしだ先生は、2013年よりライフオーガナイザーとして、お金だけでは解決できない暮らしや人生の整え方を講座や個人サポートで提供されています。近年ではシニア生活環境オーガナイザーとして、シニアやそのご家族にむけてのサポートや講座開催に重点をおいて活動されています。
受講生は、まず自分を知るために、暮らしのこと、住まいのこと、そして自分のことについて振り返り、「どんな暮らしが良いか」「その暮らしの中にはどのような自分がいるか」を思い描きました。そして、自分が目指す状態に暮らしを整える方法として、モノを「分けて選びとる」4つのカテゴリーを使った分け方のコツや、手放し方のヒントなどを学びました。自分にとっての暮らしやすい仕組みや安全安心な空間を作ることが、これからの暮らしを考える上で大切であることを理解しました。
受講者の皆さんから、たくさんの意見や感想をいただきました。
■片付けは、自分を見つめ直すことから始まるということが分かりました。
■好きな物や必要な物に囲まれていることが、本当の豊かな生活だと思いました。
■状況に応じて変化させていくことが大事だと分かりました。
■定期的に自分の暮らし方を見直すことの大切さを理解しました。
【消費者団体との交流会】越前市消費者グループ連絡協議会 会長 川﨑 則子氏
消費者被害の未然防止のため、若者や市民向けの普及啓発活動を地区ごとに4つのグループに分かれて活動されています。ちびっこフェスティバルや食と農の感謝祭など、県や市が主催するイベントにも参画し地域とのかかわりを大切にしながら、消費者の意識向上に繋がる取り組みを実践されています。