令和5年度福井県委託事業 担い手養成講座
くらしの基本セミナー 第6回
10月20日(金)、くらしの基本セミナー第6回のテーマは『明日に備える防災の心得』です。講師は、株式会社村田気象予報士事務所 気象予報士 村田光弘様です。福井テレビの「ニュースイット」や、県内ケーブルテレビの気象や防災の番組に出演されています。本日は「気象情報の読み取り方 リアルタイムの情報を知る」と題し、集中豪雨などの気象災害が多発する中、いざという時にどのような避難行動をとればよいのか、日頃からの防災の備えはどうしたらよいのかをお話いただきました。
大雨から身を守るには、地域の災害リスクや知識を身につけること。そして、警報が出された時点ですぐに警戒すること。ニュースや天気予報のキーワード「これまで経験したことのない雨」「記録的な大雨」などにも気をつけること。非常持ち出し袋の優先順位やローリングストックについても解説され、季節ごとの防災用品の見直しや普段の生活の中に防災を意識した行動を取り入れることを勧められました。
受講者の皆さんから、たくさんの意見や感想をいただきました。
■今後の気象情報を見るのに役立つ知識が得られました。
■ハザードマップや防災グッズを再確認したいです。
■自分の中の正常性バイアスに惑わされず冷静に行動したいです。
■日頃からの避難訓練も大事だとわかりました。
■いざという時の判断の難しさを感じました。
【消費者団体との交流会】鯖江市くらしをよくする会
会が発足し、50周年を迎えます。鯖江市より委託をうけ、出前講座や各地区の文化祭などで啓発活動や消費者教育を行いながら、研修会や交流会で会員の知識を深めています。今年度はエシカル消費と食品ロス削減に力を入れて啓発活動を行われています。『なんとかする座』 による寸劇も行われていて、特殊詐欺や騙す手口、騙される例などを、ユーモアあふれる寸劇で分かりやすく演じ、被害未然防止を図っています。また、新作台本を上演するなど工夫されています。