くらなび ふくい・くらしの研究所

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くらしの講座「新たな遺伝子組換え表示制度」

令和5年度福井県委託事業 消費生活セミナー
くらしの講座「新たな遺伝子組換え表示制度」

11月4日(土)、今年度2回目のくらしの講座は「知っておきたい!新たな遺伝子組換え表示制度」と題し、至学館大学 健康科学部 名誉教授 小塚 諭先生にご講義いただきました。会場からZoomを使ったオンライン配信も同時に行いました。会場での参加とオンライン受講合わせて約50名の方にご参加いただきました。

日頃から私たちがスーパーで購入している豆腐や納豆などで見かける「遺伝子組換えでない」という表示。「遺伝子組換えが全く入っていない」のではなく、5%まで「意図せざる混入」が認められていました。消費者庁はこの点を見直し、2023年4月より「遺伝子組換えでない」表示の条件をこれまでよりも厳格化しました。分別生産流通管理を行ったうえで、組換え品種の混入がないことを確認していないと表示できなくなりました。今日は新たな表示制度のポイントと、遺伝子組換え農産物やその加工食品とはどのようなものか、その背景や現状に触れながら詳しくお話いただきました。そして、豆腐や納豆、菜種油などの表示を具体的に提示しながら、その読み取り方を解説されました。最後に、センス・オブ・ワンダー(何でも不思議に思う心)を持ち続け、新しい情報を取り入れながら食品を選択し、人生を賢く生きましょうと締めくくられました。
参加者からたくさんの感想をいただきました。
◆新しい遺伝子組み換え表示制度について詳しく知ることができました。
◆今日のお話を参考に、豆腐や納豆、菜種油などの表示を確認したいです。
◆分別生産流通管理済みの表示を探してみます。
◆表示について学ぶことは、とても大切だと思いました。
◆これからも、センス・オブ・ワンダーの気持ちを持ち続けたいです。

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