令和5年度福井県委託事業
くらしの基本セミナー 第8回・くらなびカレッジ
11月9日(木)くらなびカレッジ、11月10日(金)くらしの基本セミナーを開催しました。テーマは『温暖化防止に繫がる工夫』です。講師は、香川県地球温暖化防止活動推進員 うちエコ診断士 福家由佳様です。「家庭におけるムリ・ムダ・ムラのない省エネ&ごみの減量について考えよう」と題してご講義いただきました。
本格的な冬を前に電気料金の値上げなどで家計への負担が心配されます。このような中、家庭で簡単に取り組むことが出来る省エネや節電のコツを解説されました。一番使用料の大きいエアコンは温度設定やフィルターの掃除を心がけ、冷蔵庫は詰め込みすぎないなどの賢い家電製品の使い方や、箱ティッシュを半分にして2倍長持ちさせる方法や生ごみを出さないリンゴの食べ方を紹介されました。受講生は地球温暖化の影響やその要因について学び、家庭でのゴミを減らす方法について「 買いすぎず、使い切る。」「 ひとつの物を大切に使う」「着なくなった服をポシェットやポーチにリメイクする。」など、ちょっとした工夫やアイデアを出し合い共有しました。
☆受講者の皆さんから、たくさんの意見や感想をいただきました。
■ムリではなく、工夫でムダなく省エネしたいです。
■気候変動対策は家計変動対策であることに納得しました。
■世界や日本で何が起こっているかに関心を持ちたいと思いました。
■自己満足はエコ満足。自分でも簡単に出来る事がたくさんありました。
■とても楽しく省エネについて学ぶことが出来ました。
【消費者団体の紹介】 勝山市消費者団体連絡協議会 会長 山場 眞理子氏
同団体に所属する高齢者啓発劇団「くらしの一座」にお越しいただき、時代劇「悪質商法にだまされんざ!」をご披露いただきました。劇を通して詐欺にひっかかる人を一人でも無くしたいという思いのもとに、会長も自ら参加され、最新の詐欺の手口(定期購入トラブル)を滑稽に演じ、笑いをとりながら受講生に注意を呼びかけられました。