令和5年度くらなび主催
「くらなびカレッジ」を開催しました!
12月2日(土)、くらなびカレッジのテーマは『終活の今どき始めどき』です。講師は、円居法律事務所 弁護士 終活カウンセラー 三田恵美子先生です。心豊かに生きるための終活、また家族のためにもなる終活のポイントについて、法的な観点からご講義いただきました。
終活は、自分の望む最後を迎えられるように、自分自身のことを見直し、将来に向けて考えながら準備する作業です。三田先生は、たくさんの遺産分割事件に関与する中で、遺言書が作成されていなかったために起こった相続問題や遺言の有効性を争う問題などが度々あることに触れ、相続や遺言、任意後見制度、家族信託などの考えておきたい対策を中心に、注意すべきポイントを説明されました。そして、これからに備えて、今何ができるか、どのような制度を取り入れるかということを考えながら、身近な人や自分自身の判断能力が衰える前に少しずつ取り組むことを勧められました。
参加者の皆さんから、たくさんの意見や感想をいただきました。
■相続のトラブルを起こさない為にも遺言書が必要と感じました。
■終活や遺言について全く知識がなかったのでとても参考になりました。
■配偶者居住権などの新しい法律が出来ていたことを知りました。
■自分の意思表示ができるうちに想いを明確に残しておきたいと思いました。