公益社団法人ふくい・くらしの研究所の独自企画として、昨年度から「くらなびカレッジ」を開設しました。「食」「健康」「環境」「くらし」「防災・減災」などの様々なテーマで、大人の学びの場を提供してまいります。また、多くの方にご参加いただくことを目的に、実開催とオンラインを併用して開催します。
9月18日(水)、くらなびカレッジのテーマは『ほっとする相続の生前対策』です。講師は、福井県金融広報委員会 金融広報アドバイザーの蒲幸恵先生です。セカンドライフの生活を豊かにするために、相続の基礎知識や遺言書、贈与についてご講義いただきました。
贈与とは、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方がそれを受託することによって成立する契約です。贈与の注意点や種類など、生前対策に必要な知識について詳しく解説されました。また、遺言書までの手順やその必要性について、事例を交えながら、具体的にお話しいただきました。一人で悩まずに専門家に相談しながら、相続の課題と向き合い、これからどうなって欲しいのか、親から子供に思いを伝えていくことも大切ですと話されました。
参加者からたくさんの感想をいただきました。
■贈与の暦年課税のお話が詳しく聞けて良かったです。
■遺言書の書き方について、大変勉強になりました。
■今日をきっかけに生前対策について家族で話をします。
■親が元気なうちに相談しようと思いました。