公益社団法人ふくい・くらしの研究所の独自企画として、昨年度から「くらなびカレッジ」を開設しました。様々なテーマで、大人の学びの場を提供してまいります。
11月7日(木)、今年度5回目のくらなびカレッジを開催しました。テーマは『いつもの暮らしでもしもに備える』です。講師は、福井県民生協ライフプランアドバイザー(LPA)の会で活動されている皆様です。LPAの会は、社会保障や保険、税金、相続(エンディングノート)、金融、くらし(防災)などを中心に、くらしの見直し学習会や出前学習会などを企画・運営されています。本日は、被災時に取るべき行動や注意点、自宅でできる日頃の備えについて教えていただきました。
一番大切なことは、命を守ること。そのためにはどうしたら良いのか、地震や風水害などで取るべき行動について教授されました。災害被害を最小限に抑えるためには自分の地域の危険を防災マップやハザードマップで把握し避難所と場所の確認をすること。そして日頃から準備しておきたい3日分の防災備蓄(ローリングストック)や、家族での防災会議(連絡先や連絡方法・災害伝言ダイヤルの体験)などを勧められました。後半は、確認しておきたい防災の常識をクイズ形式にして説明され、簡易トイレやペットボトルを使ったランプの作り方、簡単にできる防災食なども紹介されました。参加者は体験しながら、防災の備えについての理解を深めました。
参加者からたくさんの感想をいただきました。
■簡易トイレなど、実際に体験できて良かった。
■身近なものでできる防災の備えを実行します。
■防災食の試食が参考になりました。
■防災の常識クイズが不正解で、気付きががたくさんありました。