平成28年度 福井県消費生活センター主催「わたしの選択とこれからのくらし くらしの基本セミナー(全10回講座)」第5回
日時:平成28年10月5日(水)10:00~12:00
場所:アオッサ7階 706号室
9月7日(水)より、平成28年度福井県消費生活センター主催 消費者教育担い手養成講座「わたしの選択とこれからのくらし くらしの基本セミナー(全10回講座)」がアオッサにて始まりました。
5回目のテーマは「くらしと防災」。
特定非営利活動法人 まちの防災研究会 理事長 松森 和人氏 を講師に、「くらしの中の防災・減災の知恵」について、YES・NOカードを使いながらクイズ形式で、水害・土砂災害を中心にお話いただきました。
近年は全国各地で大雨や台風による被害が相次いでいます。これら水害や土砂災害から命を守るために、何を備えなければならないのか、どのような行動が必要なのかを教えていただきました。
何時どこで発生するかわからない風水害から命を守るためにもっとも有効な対策は「安全な段階で、安全な場所へ避難する」こと。自分に都合の良い自助を行うのではなく、自助とは「甘く見ない」「正しく学ぶ」「つながる」。避難は早めが基本ですが、浸水した中での避難行動は危険であることなど、やってはいけない行動とやらなければならない行動をきちんと把握し、実践することが必要と感じる講座でした。
今回の消費者団体紹介では、勝山市消費者団体連絡協議会 会長 山場眞理子様にお越しいただき、「マイバッグ運動」、「ゴミ減量化」などの環境保全に関する取り組みや、地元の小学生や中高生が考えた「エコかるた」の作成及び実施など、様々な取り組みについてご紹介いただきました。
参加者のみなさんからの声(アンケートより抜粋)
- 自助の意味を再認識する必要がある。
- 災害に対してしっかりと判断し、行動がとれるようにしたい。
- やってはいけない行動とやらなければならない行動を確認する。
- 災害時の大人の対応を子どもが見ている。大人がきちんとしないと子どもが巻き込まれる。胸にささる言葉がたくさんあった。
- 自分の地域の避難場所=安全な場所なのかを改めて調べたい。