平成28年度 福井県消費生活センター主催「わたしの選択とこれからのくらし くらしの基本セミナー(全10回講座)」第8回
日時:平成28年10月26日(水)10:00~12:00
場所:アオッサ6階 601A号室
9月7日(水)より、平成28年度福井県消費生活センター主催 消費者教育担い手養成講座「わたしの選択とこれからのくらし くらしの基本セミナー(全10回講座)」がアオッサにて始まりました。
第8回目のテーマは「ライフプラン」です。
10月26日(水)アオッサ6階において「明るい人生の為に知っておきたい終活~エンディングノートを含めた相続対策・デジタル遺品について~」と題して、講師 青木行政書士事務所 代表 青木克博氏にご講演いただきました。
相続の諸問題について、青木先生の年間350件以上の相続相談体験をもとにお話いただきました。相続で家族がもめるわけについて、ひとつの家系図例を見ながら受講者皆で考えました。また、相続の新たな問題(いらない相続・デジタル遺品)を通して、本来の相続の意味について考えました。相続対策は必要とわかっていてもなかなか進まないのが現状です。そのやわらかい進め方が終活で、人生のエンディングを考え、自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きることと教えていただきました。そしてエンディングノートを積極利用することが、周りの人への思いやりにつながるという言葉がとても心に響きました。
今回の消費者団体紹介は、坂井市消費者団体連絡協議会 会長 野田美智子氏にお越しいただきました。環境部会、食の安全に関する部会、くらしをよくする部会の3つの部会があり、知識向上のために視察研修や学習会を行なったり、子供向け出前講座では「環境かるた」や「金銭教育」、高齢者向け出前講座では「寸劇」で分かりやすく消費者被害の現状を訴えるなど、地域をより良くするためのとても大切な取り組みについて教えていただきました。「学んだことを必ず周りの方におすそ分けする。」という気持ちで活動してくださいと受講生に呼びかけていらっしゃいました。
参加者のみなさんからの声(アンケートより抜粋)
- 相続の新たな問題(いらない財産)についてとても参考になった。
- デジタル遺品について気をつけなければならないと思った。
- 相続争いは資産家の問題ではないと知って驚いた。
- 今まで終活と聞くと暗い気持ちになったが、明るい気持ちになった。
- 相続に関する大切な知識を得ることができて嬉しい。
- 終活をしなければと思った。