平成28年度 福井県消費生活センター主催 消費生活セミナー くらしの講座「あふれる食情報との付合い方」を開催しました。
日時:平成28年10月8日(土)13:30~15:00
場所:ユー・アイふくい 映像ホール
10月8日(土)、群馬大学名誉教授 高橋久仁子先生を講師にお迎えし、ユー・アイふくいにてくらしの講座を開催しました。
フードファディズムとは、食べ物や栄養が病気に与える影響を過大に評価したり信じること。高橋先生は、フードファディズムは世の中に溢れていて、でもそれは科学的根拠のない「神話だ」とおしゃいました。いわゆる健康食品や特定保健用食品のお話もしてくださいました。「これさえ食べれば健康になる。痩せられる」など、宣伝広告の文言は読まない。読むべきところは栄養表示であるということを教えていただきました。宣伝文言に一喜一憂せず、また必要以上の期待をもたず、この情報社会の中で何が正しいかを自分で考え判断し、食生活を営むことが大切だということを学習しました。健康維持増進の3要素は「栄養」「運動」「休養」だそうです。食生活で得られる健康は自分たちで守っていくという、そんな消費者を目指していくことが大切だということも学ぶことが出来ました。