平成28年度 福井県消費生活センター主催 消費生活セミナー くらしの講座「食品や健康食品とお薬の飲み合わせは大丈夫?」を開催しました。
日時:平成28年10月28日(金)13:30~15:00
場所:【嶺南会場】プラザ萬象 第1会議室
日時:平成28年10月29日(土)13:30~15:00
場所:【嶺北会場】ユー・アイふくい 映像ホール
10月28日(金)プラザ萬象、10月29日(土)ユー・アイにて、(一社)日本食品安全協会副理事長 平野和行先生を講師にお迎えし、くらしの講座を開催しました。
平野先生は、まずはじめにお薬の形態の種類から飲み方、そして体の臓器の働きを分かりやすくお話くださいました。特に薬の影響が出るのが肝臓と腎臓。肝臓は薬を分解し解毒する働きがあり、腎臓は老廃物を排泄し、また血圧まで調整するそうです。そして、本題である、食品や健康食品とお薬の飲み合わせについてお話くださいました。血液をサラサラにするワルファリンを飲んでいる人は納豆を食べてはいけない、抗生物質のお薬は牛乳で飲んではいけない、など、理由をふまえて分かりやすくお話しくださいました。先生のお話から、医薬品と食品の飲み合わせが悪いと、体に思わぬ影響が出ることがある、お薬の飲み方などを自分で判断するのではなく、必ず医師や薬剤師など専門家に聞くこと、納得するまで話を聞くことが大切だということを学びました。自分はもちろんのこと、家族がどんな薬を飲んでいるか、また、その薬がどんな薬でどれだけ飲む必要があり、どんな食品との相互作用があるかをしっかり理解することが大切だと感じました。