9月22日(土)、ユー・アイふくい 3階 映像ホールにて、消費生活セミナーくらしの講座『これってホント?広告を見る目を養おう!』を開催しました。
講師は、公益社団法人 日本広告審査機構(JARO)関西事務所の 武田 典子 氏です。
「じゃろって何じゃろ~」というテレビCMを覚えていらっしゃいますか?
JAROは、広告の「嘘・大げさ・まぎらわしい」に関する疑問や苦情を審査し、そのような広告に対する指導を行っている、広告・表示に関する民間の自主規制機関です。
生活の中に欠かせない広告。私たち消費者は、毎日の生活の中で、スマホやテレビ、新聞、雑誌など、一日起きてから眠るまでたくさんの広告を見ます。商品・サービスに関する大切な情報です。企業にとっては、販売促進の一手段。生産と消費者を結びつける重要な役割を果たしています。しかし、企業(広告主)が利益を追求するあまり、虚偽、誇大な広告・表示のケースも少なくはありません。私たち消費者は、その中から分析&ピックアップして、必要だけれども購入・契約して問題ないかどうか「広告を見るチカラ」を持つことが重要です。
JAROの審査事例や行政から指導された例も紹介されながら、「広告の目的やターゲットは誰なのか、客観的に広告を見るようにすること、投資等の儲け話や、大病が治るとうたう健康食品など冷静にその根拠を考えること、そして本当に楽して儲かる?楽して痩せる?ことがあるのか考えてみましょう。」とお話しいただきました。
広告には社会を明るく活力のあるものにしていく、とても重要な役割があります。この講座をきっかけに、様々な角度から広告に関心をもち、自分に必要な情報は何かを考えていただければと思います。