第7回「キャッシュレス社会」
日時:平成30年10月24日(水)10:00~12:00
場所:アオッサ7階 706号室
第7回のテーマは、「キャッシュレス社会」です。
公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(通称NACS)消費生活アドバイザー 稲熊 裕子氏を講師にお迎えして、「見えないお金の仕組みと賢い利用術 キャッシュレス化のメリットとデメリット」と題して、お話をしていただきました。
電子マネーやクレジットカードが浸透し、現金を使わずに支払いができる「見えないお金」が増えています。世界でキャッシュレス化は進んでいますし、日本でも国がキャッシュレス化を推進しています。しかし、キャッシュレスといっても、たくさんの決済方法があり、上手に使いこなせば便利な反面、見えないがゆえについ浪費したり、トラブルに巻き込まれたりすることがあります。そのメリットとデメリットについて確かめながら、いずれ訪れるキャッシュレス時代に向けて、見えないお金の知識を深めました。
「キャッシュレスは良い、悪いではありません。良いところは取り入れ、心配なところはやめておきましょう。メリットとデメリットを把握して使うことが大切です。情報に敏感になり、使う際には必ず見えないお金の見える化を!」とご講義いただきました。
消費者団体との交流会では、坂井市消費者団体連絡協議会の野田会長にお越しいただき、街頭での啓発活動や視察研修、出前講座などについてのお話を伺いました。今年度は特に「オレオレ詐欺対策」として電話の録音装置を高齢者に取り付けてもらう活動を推進しているとのこと。常に様々な団体と協力しながら地域のために活動されています。