10月1日(火)、第5回のテーマは『非常食の知恵』です。
講師は、野菜ソムリエプロ、防災士の中島 早苗先生です。「もしもに役立つ日々の知恵 大切な人を守る非常時ごはん」と題して、日頃からの備えや避難生活での温かく食べ慣れた食事の確保など、自分や家族にあった方法で乗り切ることができるように、非常時ご飯を作るための知恵を教えていただきました。
家庭にある常備野菜を使って災害時でも作れる料理「さつま芋ご飯」をご紹介いただきました。「災害時だからこそ、簡単で美味しく栄養豊富で暖かいものは、生きる力になります。常に災害が起こるということを頭の中に入れて、日頃から備えることが大切です。」とお話いただきました。
最後に本講座での意識の変化などを踏まえて、防災対策についてグループで話し合いました。受講生の皆さんより「野菜のローリングストックを実行したい。」「災害時のゴミ問題についても考えなくてはいけないと思った。」「常備食に加えて長期保存できるものを増やすなど、できる範囲で備えたい。」「自助努力、そして地域でのコミュニケーションを大切にしたい。」などの感想をいただきました。また、実際に被災された受講生の貴重な体験談をお聞きすることができました。
【消費者団体との交流会】勝山市消費者団体連絡協議会 山場 眞理子氏
「もったいない」を合言葉に、いらなくなったものを譲り合う活動「蚤の市」を開催されています。また、紙芝居とカルタによる子どもたちへの消費者教育活動や悪質商法被害防止高齢者キャンペーン、暮らしに関わる学習会や視察研修会など、消費者相互の連携を密にし、消費者の知識を高め、消費者の立場を向上させることを目的として活動されています。