1月18日と25日、令和元年度 最後のくらしの講座を開催しました。
●1月18日(土) アオッサ6階 研修室607 (福井市)
●1月25日(土) プラザ萬象 第1会議室 (敦賀市)
「あなたのいいね!本当に大丈夫?身近な問題!ソーシャルメディアトラブル」と題し、仁愛大学 人間学部 コミュニケーション学科 安彦 智史先生にご講義いただきました。
インターネットを通じて不特定多数の利用者が情報をやり取りしたり、共有したりするソーシャルメディア。FacebookやTwitter、You tube、Line、インスタグラムなど、私たちの身近なところにたくさんのソーシャルメディアがあります。現在は誰もが簡単に発信することができ、その情報の真偽のチェックはされません。他人が投稿したデマの情報を拡散する可能性があったり、犯罪に利用されたり、個人情報が漏れ被害に合うこともあります。
講師は、「重要な情報のやり取りをしない、事実かどうか不確かなものや個人情報を発信しない、センシティブな世間の関心事に干渉しない」などのSNS炎上を防ぐポイントを挙げられました。炎上が起きてしまった場合も、まずは落ち着き、福井県警察本部サイバー犯罪対策室や福井県消費生活センターなどの相談窓口を利用すること、「すぐ削除」が必ずしも良いとはいえず、炎上時の対応は一貫性が重要であるとのことです。
最後に「ソーシャルメディアは使い方次第で毒にも薬にもなります。マナーやモラルを守り、どうすれば楽しくコミュニケーションをとれるのかを考えましょう。」と呼びかけられました。